FINLAND
Kardemimmit
カルデミンミット
▸ 映像 Movie
▸ 来日公演 Past Performans
▸ プロフィール Profile
▸ メンバー Member
▶ 受賞歴 Award history
▸ ディスコグラフィー Discography
▸ 掲載誌 / CM Media
▸ カンテレ about KANTELE
映像 Movie
BULGARIA
来日公演 Past Performance
2022年
ツアースケジュール ▶ こちら
2017年
11/30 [北海道] 札幌 きたこぶしホール Sold Out
12/1 [神奈川] 横浜 サルビアホール (北欧のクリスマス)
12/5 [愛知] 名古屋 宗次ホール
12/6 [兵庫] 西宮 兵庫県立芸術文化センター (北欧のクリスマス)
12/7 [京都] 下鴨神社 奉納演奏
2016年
2/28 [北海道] 札幌 サンピアザ劇場 Sold Out
3/1 [大阪] 島之内教会
3/2 [三重] 松阪 サライ
3/3 [東京] 神谷町 光明寺 Sold Out
3/4 [静岡] 浜松市楽器博物館 Sold Out
3/5 [東京] 武蔵野 スイングホール Sold Out
3/6 [滋賀] ひこね市文化プラザ
プロフィール Profile
森と湖の国フィンランドから“うた”と“カンテレ”の贈り物
カルデミンミットは、フィンランドスタイルのファッション感度も抜群の30代前半の女性4人でつくるフォークミュージックグループ。グループ名は、フィンランド語で「スパイスの効いた女の子たち」という意味。フィンランドの東部と西部、両方の地域に古くから伝承されてきた音楽を、15弦と38弦のカンテレ(フィンランドの民族弦楽器)を演奏しながら、歌う。フィンランド南部、エスポーにある音楽学校で出会い、結成して20年以上経つ。その間、2度のアメリカツアーを成功させるなど、着実に実力をつけている。POPで可愛いメロディーながら、題材は自然への賛歌、ロマの伝統歌、「生と死」と多岐にわたり、内容やテーマはとても深い。フィンランドから“うた”と伝統楽器“カンテレ”の美しいハーモニー。
プロフィール
北欧フィンランドのフォークミュージックシーンで現在もっとも注目を集めている女性四人組のコーラス&カンテレユニット、カルデミンミット。メンバー全員が30代前半の若さながら既に20年以上のキャリアを持ち、国内では数々の受賞歴を誇る実力派グループ。2006年、ファーストアルバムの”Viira”をリリース、これに続く2009年発表のセカンドアルバム“Kaisla”が内外で高い評価を受け、以降海外フェスへも数多く招聘されるようになりました。この第二作は2012年にリリースされた“The Rough Guide to the Music of Scandinavia”という北欧トラッドを紹介するコンピレーションアルバムにボーナスCDとして Introducing Kardemimmitというタイトルで収録された。第三作の”Autio huvila”は前作を凌ぐ出来栄えとなり、2012年のフォーク・ミュージック・アルバム・オブ・イヤーにも選ばれた。
その演奏スタイルはフィンランドや北欧各国に伝わる伝統曲・詩をオリジナルの作・編曲で歌い奏でるもので、美しいコーラスハーモニーと現代的なアレンジが特色。彼女たちの演奏は時にポップに、また時には荘重なイメージで、実に多彩な演奏を聴かせてくれる。そんな彼女たちが満を持して発表したのが第四作目”Onni”。初めてバンド自身でプロデュースを行った(前二作ではFriggのAntti Järvelläが担当)今作は、ほぼ全曲にフィンランドの伝統詩を使用しており、これまで以上に歌唱に重点が置かれてる。
また取り上げられた詩歌のテーマは、素直に情感を歌い上げる恋歌から、自然への讃歌、ロマの伝統歌、そして「生と死」と多岐に亘り、彼女たちの精神的な成長が伺える。演奏面では、伝統的な唱法の考察を深めた上でオリジナルな解釈を行っているように思える。またカンテレ演奏もシンプルな中に趣向が凝らされており、38弦のコンサートカンテレを主にベースとして使い、残りのメンバーが1~3台の15弦カンテレを多彩にあやつり演奏に深みを与えている。また、カルデミンミットのアルバムには毎回著名なフォークミュージシャン達がゲスト参加しており、クレジットはされてないが、ヨウヒッコ・オーケストラのリーダーとして来日したラウノ・ニエミネンが打楽器奏者として本作に参加。同様にベテランミュージシャンによる楽曲提供も行われており、本作ではスヴェングのメンバーとして知られるエーロ・グルンドストレムがLaula!を作曲している。
メンバー Member
Anna Wegelius
アンナ・ヴェゲリウス
ヴォーカル/15弦/38弦カンテレ
Jutta Rahmel
ユッタ・ラーメル
ヴォーカル/15弦/38弦カンテレ
Leeni Wegelius
レーニ・ヴェゲリウス
ヴォーカル/15弦/38弦カンテレ
Maija Pokela
マイヤ・ポケラ
ヴォーカル/15弦/38弦カンテレ
グループのルーツはメンバー全員の出身校であるフィンランドの南部、ESPOOにある音楽学校JUVENALIAにさかのぼる。 カルデミンミットのメンバーは20年以上一緒に演奏してきた息の長いグループ。この長いグループの歴史は 息の合ったユニークなサウンドを実現している。
受賞歴 Award History
結成20年を超え、結成当時はメンバーの年齢は8~10歳。10代~20代を共に過ごした、息がピッタリの美しいハーモニー。
伝統音楽を復興させた若き女性が、着実に実力が認めれ 今やフィンランドを代表するグループに。
2012年 フィンランドのフォークミュージック協会
【フォーク・ミュージック・アルバム・オブ・ザ・イヤー】 (Autio huvila)
2009年/2010年 Uusimaa地方 【グループ・オブ・ザ・イヤー】
2005年 カンテレ協会主催 「ナショナル・カンテレ・グループ・コンテスト」 【優勝】
2004年 カンテレ協会 「カンテレ・グループ・オブ・ザ・イヤー」 【選出】
ディスコグラフィー Discography
Viira
(2006)
輸入盤 完売
掲載誌/CM Media
ミュージックマガジン <特集ページ> ▶
CDジャーナル <特集ページ> ▶
ハンナ <特集ページ> ▶
タワーレコード intoxicate <CDレビュー> ▶
ラティーナ <CDレビュー> ▶
ミュージックマガジン <CDレビュー> ▶
melumo putiikki CM
カンテレ about KANTELE
フィンランドの心。 シベリウスも愛した伝統楽器 “カンテレ”
フィンランドの民族楽器の一つで、ツィター属に属する撥弦楽器の一種である。
フィンランドの国民的叙事詩であるカレワラの中で、老賢者ワイナミョイネンがカンテレを開発したことになっているため、
民族意識の象徴として扱われることも多い。5弦から39弦まで、用途に応じ、異なる数の弦が張られた楽器を使い分ける。
カンテレはフィンランドの民族楽器で、ロマン主義の芸術 におけるフィンランドの象徴として伝えられています。ハープとは深い関係はありませんが、いくつかの似た点があります。カンテレに一番近い楽器はバルト三国やロシアといった
国に見られます。カンテレはおよそ2000年前から存在していたと考えられています。一番初期の形は、5弦の小さな形をしていました。5弦カンテレは現在でもカンテレの基本型です。カンテレは全音階の楽器です。
カンテレは特定のキーやモードに変換することができます。それゆえ、キーに無い音階を出すにはカンテレをもう一度チユーニング
しなければなりません。しかし例外として、コンサートカンテレは特別な金属のスライドを回すことで、全ての半音階を弾ける構造
になっています。ボックスカンテレとしても知られるビッグ・カンテレは、19世紀にカンテレ奏者が流行の曲を演奏できるようにもっと
多くの弦を欲しがったことで進化しました。これにより、カンテレの構造もまた改良する必要があったのです。スモール・カンテレは通常一
片の木から作られるのに対し、ビッグ・カンテレは複数の木の板によって構成されます。半音を出せるカンテレの技術は1920年代にPaulSalminenによって開発されました。これによって、カンテレはクラシックやポップミュージック等でも演奏できるようになったのです。最近のカンテレはCからC4まで演奏できるようになりました。カンテレの音はヴァイオリンやアコーディオンといった現代的な楽器と比べると音は小さい傾向にあります。昔は町の喧騒も今ほど騒がしくなかったので、楽器は大きい音が出る必要がなかったのです。これが、新しい楽器が人気となった時にカンテレが絶滅の危機にさらされた理由です。最近では、コンサートなどの場ではマイクによってカンテレの音を補強しています。Kardemimmitは15弦のカンテレを演奏します。そのうちの4弦は伴奏に使われ、残りの11弦は通常の弦です。これらのカンテレは、伴奏用の弦がついていない伝統的なスモール・カンテレとは異なります。ほとんどの曲で、少なくとも1台の38弦コンサート・カンテレがベースの楽器として使われます。