
ナンシー・ヴィエイラ&フレッヂ・マルチンス
「エスペランサ〜希望〜」リリース記念公演
音楽がつなぐ希望の響き。
カーボ・ヴェルデとブラジルの奇跡の融合!
神戸公演 2025
❖日にち : 2025年7月19日(土)
❖時 間 : Open 13:00 / Start 13:30
❖会 場 : 神戸 100BANホール ▶ こちら
兵庫県神戸市中央区江戸町100
❖料 金 : 全席自由(整理番号順入場)
一般 前売 6,000円 / 当日 6,500円
※未就学児の入場はご遠慮頂いております。
❖予 約 : 4/15(火) 10:00発売
イープラス ▶ こちら
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❖お問合せ :Harmony Fields 0798‐55‐9833
【出 演】
ナンシー・ヴィエイラ Nancy Vieira (ヴォーカル)
フレッヂ・マルチンス Fred Martins (ギター/ヴォーカル)
【スペシャル・ゲスト】
松田美緒(ヴォーカル) ▶ website
▣主催:有限会社リスペクトレコード | 株式ハーモニーフィールズ
▣後援:カーボ・ヴェルデ共和国文化庁
※東京公演
2025年7月20日(日)・21日(月祝)
詳細情報 ▶ こちら
プロフィール Profile
ナンシー・ヴィエイラとフレッヂ・マルチンスのデュオは、声とアコースティックギターというシンプルな編成で構成されています。派手な演出や大きな音は使わず、声とギターのバランスに集中した演奏スタイルが特徴です。音数は少なくても、細かなニュアンスやタイミングに非常に気を配っており、静かな中に豊かな表現が詰まっています。
ナンシーの歌声は、安定感があり、音程が正確で、息づかいや発音がとても丁寧です。モルナやコラデイラといったカーボベルデの伝統的なリズムをベースにしていますが、演奏はあくまで落ち着いており、ゆったりとしたテンポが中心です。リズムを強調するよりも、メロディの自然な流れや言葉の抑揚を重視しています。
フレッヂのギターは、ナイロン弦のクラシックギターを使用しており、コード進行やアルペジオの使い方が非常に洗練されています。ボサノヴァやMPB(ブラジルのポピュラーミュージック)の影響が色濃く、リズムは複雑すぎず、むしろ空間を生かすように配置されています。コードはシンプルな中にもジャズ的な響きを含み、曲に深みを与えています。
全体として、音量を上げなくても細部まで聴き取りやすく、静かな環境でじっくりと耳を傾けたくなる音作りです。会場が小さいほど魅力が引き立つタイプのライブで、アコースティックな空間との相性が良いです。歌とギターだけでも充分に成立する完成度があり、過度な演出が不要な、音楽そのものの力を感じられる演奏です。
ワールドミュージック、ジャズやボサノヴァ、アコースティック系の音楽が好きな人にもおすすめです。リズムで体を揺らすというより、メロディや音の表情をじっくり味わうタイプの音楽です。
■ナンシー・ヴィエイラ Nancy Vieira
1975年に生まれ。14歳の時、父親がカーボ・ヴェルデ大使としてポルトガルに赴任、それに伴いリスボンに移る。ソング・コンテストでの優勝を機会に、1996年にファースト・アルバムをリリース。2004年にセカンド・アルバム、2007年リリースのサード・アルバムが大ヒット。2013年には4枚目のアルバム「そよ風のリズム、愛の歌」を日本でリリース。2024年リリースのアルバムは、ミュージック・マガジンの「2024年度ワールド・ミュージックのベスト・アルバム部門」で2位となる。同じカーボ・ヴェルデ出身の“裸足のディーヴァ”こと故セザリア・エヴォラと並ぶ、同国を代表するシンガーとして、高い評価を得ている。
■フレッヂ・マルチンス Fred Martins
リオ・デ・ジャネイロ生まれ。同世代のブラジル人アーティストの中でも傑出したシンガー、ギタリスト、ソングライターであり、ボサノバ、サンバ、ブラジルのポピュラー音楽(MPB)に影響されてキャリアを積んできた。2019年、2021年には、チェロ奏者のジャキス・モレレンバウムとのデュオ・コンサートを開催し、大きな話題となる。また、マリア・ヒタやゼリア・ドゥンカンといった多くのアーティストに作品を提供している。さらに、自身のオリジナルアルバムでも高い評価を受けている。2017年からリスボン在住。
<スペシャルゲスト>
■松田 美緒 Mio Matsuda
歌手。18歳でポルトガル音楽ファドに出会い、リスボンに留学。2005年、リオ録音による1stアルバム『アトランティカ』でビクターよりデビュー。大西洋を巡る音楽地図を描いた作品だった。以後、ポルトガル語やスペイン語を含む6言語を操り、世界の著名ミュージシャンと共演、国内外で多数のアルバムを発表。
ジャンルや言語を超えて各地の魂の歌を拾い、自らの表現へと昇華する姿勢は「歌う旅人」と称される。
海外移民を含む知られざる日本の歌も掘り起こし、2014年にはCDブック『クレオール・ニッポン うたの記憶を旅する』を発表。大きな反響を呼び、文藝春秋「日本を代表する女性120人」に選出。日本テレビ『NNNドキュメント』では活動を追った2作が放映され、坂田記念ドキュメンタリー賞グランプリ、ギャラクシー賞を受賞。
2021年には南米音楽の巨匠ウーゴ・ファトルーソ全面プロデュースによる全編スペイン語アルバム『LA SELVA』をリリースし、翌年アナログ盤も発売。2023年よりペルシャ古典音楽を学び、生音ライブ「風のとまり木」ではスピリット宿る歌の場を探っている。
映像 Movie
ディスコグラフィー Discography

「エスペランサ〜希望〜」
ナンシー・ヴィエイラ・アンド・フレッヂ・マルチンス
Nancy Vieira and Fred Martins “Esperança”
リスペクトレコード RES-352
[2025年4月23日発売]
ブラジル音楽とカーボ・ヴェルデの音楽が見事に融合した、宝石のような1枚!
40pブックレット封入 歌詞・対訳、アルバム・曲解説、アーティストからのメッセージを掲載。 2025年1月リスボンにて録音 日本先行発売。日本語タイトルを冠した、カーボ・ヴェルデ生まれの楽曲「Saiko Dayo 」(最高だよ!)も収録!